知恵袋コラム

企業研修の知恵袋

弊社が、研修の「設計=プロデュースを重視する」理由

よく聞かれる質問があります。

「なぜ、講師やコンサルタントをやらないのですか?」



はい、やらない訳ではないのですが、大きく3つの理由があって、積極的に、主体的に行っておりません。

1つ目は、「クライアントへの最適な提案することを優先する」からです。

私の周りには、多くの優秀な講師・コンサルタントがいます。クライアントに最適な価値提供をできるのが他の講師コンサルタントならば、私を売ることを優先したくないからです。

拙書でも書きました。クライアントは、講師コンサルタントを買っているのではありません。課題解決や合意形成を望んでいる、そこにお金を払ってくださっている。だからこそ、自分しか売れないより、最適な講師・コンサルタントを提案していきたいのです。それで喜んでもらいたい、それがひいては自分の喜びにもなるのです。


もう1つは、「プロデュースする楽しさ」があるからです。
単に講師を紹介して終わり、という仕事はあまり面白くありません。それでは紹介屋です。それよりも、この企業はどんな環境にあって、どんな事業戦略を持っていて、競合はどうか、と俯瞰して分析し、その上で、「最適な講師を」「最適なプラン」を企画提案する。

この「プロデュース」をする事が楽しいのです。
例えば、1つの提案に3名ぐらい候補を提案することがあります。例えば、「A:ご依頼ドストライクの講師」、「B:ちょっと変化球の講師」、「C:ちょっとないだろうな、だけど面白いよ講師」。この3名の講師提案を受けて、クライアントは、はた、と考えてくださるのですね。今、当社に必要な講師は誰か?に始まり、求められる学習内容、学習方法、そして相性や条件など。Cの講師提案をするから、Aの講師を選ぶ理由、選んだ納得感が高まることがあるのです。

すると、自分という講師コンサルタントも提案に入れることもありますが、どうしても俯瞰して、第3者視点で提案することに集中します。だから、私は、講師コンサルタントとして、自身が前に出る機会が少なくなっています。でも、クライアントに「考えるキッカケ」「納得感」を出せれば、それが一番楽しいのです。中小企業診断士であり、マーケティングプランナーでもある私の喜びはここにあります。


3つ目は、「プロデューサー」という職種、機能がもっと認知されたらいいな、という想いです。音楽やTV、演劇などではプロデューサーの存在は広く認められています。私は、教育=人材育成の分野でも、設計士、機会創造士、のような役割があっても良いのでは、そんな想いがあるのです。登壇する講師コンサルタントの参謀ともなり、かつ受講生にとっては正に黒子のような立ち位置で教育に携わる、そしてクライアント(事務局)には単純な講師紹介業ではなく、研修の導入から当日、実施後まで全般の窓口のような立ち位置を築ける。そんな、教育設計プロデューサーを広めていきたいのです。
 家を建てる時も、設計士を入れると違いますね。自分の目指すライフスタイルを実現するために、俯瞰してアドバイスしてくれる。その上、トータルコストダウンできる場合もある。効果と効率があがるわけです。それと同じ役割を、研修においても果たしていきたいのです。
 人口減少その他事情により、企業における、人材育成の役割・期待はますます高まっています。そんな中で、人材育成プロデューサーという立場、役割が、より重要な存在となるべく、そんな世界を創造して参りたいのです。
※有り難いことに、この教育設計の立場での仕事のご依頼も増えてまいりました

お問い合わせ Brew(株)では、企業研修を行っております。
詳細は、お気軽にお尋ねください。

Brewの他の研修・コンサルテーマ