多様性の尊重、ハラスメント防止を意識するあまり「部下に踏み込めない管理職・リーダー」が増えている?
企業活動において、イノベーションや離職防止、人材活用のためにはダイバーシティ推進が鍵であることは定着しつつあります。
一般的な、ダイバーシティ系の研修と言えば、ダイバーシティの概念を理解し、コミュニケーションスキルを磨くというものが多く見られます。近年、企業や管理職の「多様性の尊重」「ハラスメント防止」意識は徐々に高まりつつありますが、一方で「ハラスメントや軋轢を恐れて、部下に一歩踏み込み、適切な指導や命令ができない」という悩みを抱える管理職やリーダーも増えています。
今回紹介する「ダイバーシティ・コミュニケーション」では、ダイバーシティといった切り口ではあるものの、リーダーが組織成果を最大化させるために「多様な部下に自信を持って踏み込む力」を育成します。多様な価値観をもつ部下に求められているコミュニケーションの本質、そして結果的にメンバー一人一人ののエンゲージメント向上にも繋がるような実践的なプログラムとなっています。
本セミナーのポイント
(1)知識としてダイバーシティ、単にコミュニケーションを教える研修ではない
この時代に新人・若手社員といった部下はどんな職場コミュニケーションを求めているか?をデータと共に掘り下げながら、適切なコミュニケーションの必要性や重要性を理解してもらうことで、ダイバーシティ・コミュニケーションが「したくなる」ような動機付けを丁寧に行います。
(2)部下育成や後輩指導といった多くの方が直面している悩みを解決する
コミュニケーションによって部下を傷つけない、可能性を狭めないための関わり方、アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み、決めつけ、押しつけ)への対処法といった相手からマイナスに繋がらないための関わり方と、信頼関係を築き相手の可能性を引き出すためのプラスに繋がるスキルの両面を学びます。
(3)明日から職場で使える今日的な事例
演習では、「親の介護」「リモートワーク」といったよく職場で価値観や捉え方の違いでトラブルが起こりやすい事例を取り上げます。より実践を想定して学習することができます。