本セミナーでは、レジリエンス研修で企業や人事の抱える課題をどのように解消するか、また、学び方やトレーニング方法、その効果など、事例を交えながらご紹介いたします。
レジリエンスとは?
レジリエンスとは、困難を乗り越え、失敗から立ち直り、変化に対応する能力のことを指し、「精神的回復力」「ストレス適応力」などと表現されております。
なぜ、レジリエンスが近年注目されているのか
ある管理職向けの調査では、Z世代のマネジメントの具体的な悩みとして「心が折れやすく落ち込みやすい」という内容が上位に挙げられておりました。
このように「最近の若手社員はストレスに弱い」と感じる管理職や人事の方が多いことから、弊社でも近年は、レジリエンスのご相談を頂く機会が増えております。
企業が抱える課題
こうした社員のストレス耐性などに対する課題に対して、具体的な打ち手や対策が立てられない企業様からはこんな課題やお悩みが挙がっております。
・精神疾患やメンタルダウンなどで、若手社員の休職や早期退職につながってしまう
・若手社員の心の折れやすさを気にしすぎるあまり、上司が適切な指導や育成を行えない
・若手社員が、失敗を恐れるあまり挑戦や困難に飛び込めず、成長機会が失われている
そこで今回弊社では、若手向けのレジリエンス研修をご紹介する機会を作りました。
若手社員のレジリエンスを高めることは、ストレスやプレッシャーと言ったネガティブな要素の克服だけではなく、挑戦から生じる失敗や困難を糧に成長する、逆境に立ち向かう力、といったポジティブな側面での能力も磨かれることにもつながります。
レジリエンスの効果として、例えばこんなデータがあります・・・
+31% 生産性向上
+37% 営業成績
+19% 正確性
×3倍 創造性
×10倍 貢献意欲
このように、レジリエンスを高めることが、企業が抱える課題の解決に貢献できるのです。
そこで、今回はこのレジリエンスを高めるための研修をご紹介して参ります。
レジリエンス研修の3つの特徴
1)ポジティブ心理学などの科学に基づいたアプローチ
今回、登壇頂く佐々木講師は、2011年から日本ポジティブ心理学協会立ち上げに参画し、レジリエンス・トレーニングのパイオニアとして普及活動を行っております。
レジリエンストレーニングの科学的根拠は「ポジティブ心理学」「PTG(心的外傷後成長)」「認知行動療法」と3つあり、30年以上にわたるレジリエンス研究の結果、教育によって後天的にレジリエンスは高められるということがわかっています。
2)レジリエンストレーニングの基本構造
佐々木講師のレジリエンストレーニングの基本構造は、「STOP」「DRIVE」「GROWTH」の3ステップです。この3ステップでレジリエンスに必要な知識、スキル、マインドを習得していきます。
STOP=思い込みをコントロールして、ネガティブ感情に対処
DRIVE=継続していくために自己効力感、ポジティブ感情を高める
GROWTH=逆境から学びを得て、バネにしていく教訓化と目的意識を見出す
3)バリエーションに富んだトレーニングメニュー
他社にはないバリエーションに富んだ50以上のレジリエンストレーニングメニューを持っております。そのため企業の目的に応じたフォロー、カスタマイズができることも特徴です。ペアワーク、グループワーク、ロールプレイなどインタラクティブな内容により深い学習効果が見込めます。
今回のセミナーでは、佐々木拓哉講師を迎えてレジリエンスを身に付けることによって、社員や職場にとってどんな効果があるか、企業や人事の抱える課題をどのように解消するのかを明確にし、どのように学び、トレーニングを行うのか導入イメージや事例も交えながらご紹介いたします。