2020年下期（1~6月）
人気の研修

一番人気だった研修テーマは、オンラインでも伝わる！「PowerPoint資料作成研修」でした。

この研修は、単なるパワーポイント操作の習得研修にとどまらず、「伝わる構成」と「伝わるデザイン」について、学ぶ研修となっています。担当する講師は、元々はベンチャー企業のＩＲ担当として、伝わるPowerPointを作っていた経験を元にし、現在では大手企業や行政機関のプレゼン資料を作成代行する現役の資料クリエイターです。

コロナで、リモートでの資料の伝達力がより問われた、そういった背景を感じます。

※この研修の詳細は、コチラ

第二位は、オンラインセールス、ソリューション営業などの営業テーマの研修です。

コロナの影響で、急遽対面セールスからの脱却、変更を求められた企業も多かったのでしょう。営業リストの獲得から、セールスのステップアップ、提案やクロージングまでをオンラインで行うためのトレーニングのご依頼が増えました。また、オンラインセールスに転換する中で、あらためて、営業の役割とは？営業マンという人が介在する価値とは？といった根幹を見直す機会にもなっていました。

コロナによる、業務の停滞や変更などが余儀なくされる中、変革意識や意欲が高い企業様からは、イノベーションへの取り組みのご相談を頂きました。

ポイントは
・今までの延長でモノゴトを考えられないので、そのリセットをしたい
・社員も閉塞感を感じており、何らかのカンフル剤や刺激となる機会を設けたい
・経営層も、コロナの現状に危機感を持っており、イノベーションへの取り組みが加速した
このような背景や意図をもって、イノベーションへの取り組みをご依頼いただきました。

このテーマも、PowerPoint資料作成と同じように、リモート環境における、伝達力の課題解決を背景としたご依頼でした。論理的思考力（ロジカルシンキング）をベースとしながらも、より相手視点での「伝わる話とは？」「理解が深まる伝え方とは？」といった設計で、研修をご提供させていただきました。

特に、このテーマに関してはZOOMなどのオンライン研修でも、リアル対面研修と同等、あるいはそれ以上に効果的な研修ができることが、後々判明してきました。

コロナ禍において、ZOOMやTeamsといったオンラインでの会議や研修、ワークショップを行うことが浸透していきました。その一方で、そういったオンラインツールでの研修、特にワークショップが、イマイチ盛り上がらない、効果的ではない、といった事象が発生してきていました。それは、カメラオン、顔出しによる、しかも真正面からの顔がズラッと並んだ画面をずっと見ていて、これで果たして良いアイデアや議論ができるのだろうか？というものでした。特に、イノベーションプロジェクトなどの、創造性が要求されるテーマの際に、それは顕著なのでは？と想定していました。

そこで、弊社では、仮想空間（ＶＲ）の世界でのワークショップをいくつかの企業で実施させていただきました。

ポイントは
・カメラオン（顔出し）しないことによる、ストレスの低減
・顔出ししなくても、そこに本人がいる（関わっている）ことが表現しあえる
・ＶＲ空間を、自由に遊び、設計し、使い倒すことで、没入してもらう
こういった、環境や状態を作ることで、建設的かつ効果的なワークショップを実施することができました。