管理職・マネージャー研修
マネジメントの目的は組織に成果をもたらすこと
- 対象者
管理職・マネージャー、ならびにその候補者
Before
- 管理職・マネージャーの意識が希薄
- マネジメントと言われても具体的にどう行動すれば良いかわからない
- 管理職になっても依然としてプレイヤー的な仕事ぶりである
- 会社として管理職の定義が明確でなく、かつ周知されてもいない
- 旧来の管理職から脱却し、新時代に即した管理職像をつくりあげたい
- 他社水準、グローバルな尺度で、自社のマネジメントを評価・見直しをしたい
After
- 管理職・マネージャーとしての役割が明確になり自覚意識が高まった状態で仕事ができる
- マネジメントにおける具体的な実践行動を理解し、現場で活かせる
- プレーヤーではない、管理職として相応しい働き方が身についている
- 自社の理念やビジョンに基づいた管理職のあるべき姿(昇級昇格制度など)につながる
- 働き方改革、リモート時代に即した、新時代の管理職の実践行動が身につく
- 先進企業の取り組みを理解しながら、自社の水準を図り見直すことができる
特徴
マネジメントには二つの側面があります。業績を達成するための「業務の側面」と、人を育成するための「人の側面」です。業務の側面は、管理・統制、改善・改革といった管理能力・問題解決能力が求められます。人の側面は、チームをまとめる能力・コミュニケーション能力・指導力が求められます。本研修では、2つの側面からマネジメントの機能や、具体的な管理職としてのあり方、具体的な実践行動、理論や技法をお伝えします。
講師が主張する主な要素は、①目的と目標の明確化と合意、②信頼関係の構築(人間関係の質向上)の二つです。仕事現場では管理職として上司から部下への指示命令機能(垂直関係)を発動させつつ、上司と部下が互いに無条件の信頼関係(水平関係)を構築することが求められます。どちらも上司と部下の仕事の目的と目標の明確化と合意が前提となります。
①現状把握をする、②問題・課題を見える化する、③具体的に目標を定め実践行動を決める、といった研修サイクル、コーチング的アプローチで進める研修です。15分に1回は必ず受講者への問いかけ(自ら問いを立てる)、演習(実際に体験する)、対話(講師や他の受講者と)を行うなど、講師からの一方的な情報提供ではなく、常に受講者が問題意識・当事者意識を持ちながら進むように工夫されている研修です。
カリキュラム例
研修時間、日数等:
1章を1時間~2時間で構成可能(下記プログラム参照)
1日~3日間でアレンジ可
組織における信頼関係づくり
・縦の関係と横の関係
マネジメントの基本、仕事の目的、役割の割り当て
・目的を目標を見える化する
・役割と能力の違いとは
・協力するチームを作るための役割分担
感情のコントロール
・感情について理解する
・感情との上手な付き合い方・感情の伝え方
・心理トレーニング「アンガーマネジメントの技法」
論理的なコミュニケーション
・ホウレンソウの基本
・部下の悩み、訴えを読み解く~事実と意見~
・情報を視覚化する~ロジック・ツリーを使う~
モチベーションのマネジメント
・言い方を工夫する~相手を傷つけないで意見を言う~
・プロセスを重視する~“ダメ出し”ではなく“ヨイ出し”~
・メンバーを勇気づける
部下との対話の実践
・対話が成立する上司の立ち位置
・無意識の偏見に気づく
管理職に求められる「自己変革」
・人間関係を構成する4つの要素
・物事を前向きに捉え、自己決定する
次へのアクションへの宣言
・役割と責任を認識し、実践行動をシナリオ化する