技術マーケティング

対象者

経営企画、研究開発企画、研究開発テーマ担当、新事業開発部門、事業部門の新製品開発部門、マーケティング・営業部門、IoT・AI推進部門、DX推進部門

Before

  • 技術に優れているが、自社の売上につながらない
  • 目の前の製品・サービスを作り出すことで手一杯の技術者が多い
  • 自社技術のメイン市場が飽和しており、新市場を開拓したいと考えている
  • 技術者は技術に対する理解は深いが、顧客ニーズをつかむのは不得意でマーケティングが上手くいかない

After

技術マーケティングの基本コンセプトを学ぶことができます。

自社ビジネス(事業)に活かせるように、具体的な技術マーケティング戦略企画のステップをケーススタディを使って学ぶことができます。

特徴

技術マーケティング戦略とは、技術開発に本格的に着手する前段階で、戦略構想を企画することです。グローバルでの市場競争が厳しい今日では「成長市場だから当社も参入する」では通用しません。自社の事業で勝つために必須となる技術のマーケティング戦略を考えます。

技術をベースとした企業のマーケティングは、一般のマーケティング論とは全く異なるアプローチ方法をとります。ポイントは技術マーケティング戦略の3つの要素の企画です。
① 自社の「コア技術の開発戦略」の見極め
② そのコア技術による「市場イノベーション」の可能性の分析
③ イノベーションの鍵となる「顧客提供価値」の企画構想
構想段階でこの3つの要素の概念を明確にします。

多くの技術開発戦略、新事業開発に関わったコンサルタントが、技術マーケティング戦略の進め方をステップごとに体系的かつ実践的にお伝えします。

技術マーケティング

研修時間、日数等:

セミナー:3~7時間(オンライン可)

1.技術開発が儲けにつながらないのはなぜか?

1)日本の製造業の問題・課題と生かすべき強みとは何か
2)技術をビジネスの儲けに変える日本企業の強みとは
3)日本の製造業の成功要因

2.技術マーケティング戦略の基本コンセプト

1)進化・発展しますます複雑化する技術~技術の進化・発展の法則
2)技術マーケティングの定義と役割、全体像
3)技術とマーケティングの変化を踏まえた技術マーケティング戦略の狙いとは
4)技術マーケティング戦略の3つの要素
 ①コア技術開発戦略 
 ②市場イノベーション 
 ③顧客提供価値

3.仮説企画検証によるリーンな技術マーケティング戦略企画の重要性

1)デザインシンキングによる技術マーケティング戦略仮説の企画
2)仮説企画検証型の「リーンスタートアップ」での企画開発
3)技術マーケティング戦略における仮説企画検証とは

4.技術マーケティング戦略の進め方

ステップ1:戦略仮説とプロジェクトの与件設定
ステップ2:マクロトレンド分析、4階層分析
ステップ3:技術・スキル拡張軸の設定
ステップ4:顧客ベネフィット拡張軸の設定
ステップ5:事業ドメインマップの作成
ステップ6:有望市場調査とターゲット市場の絞り込み
ステップ7:ターゲット市場の調査分析
ステップ8:ターゲット顧客への提案、コミュニケーションの実施
ステップ9:競合ベンチマーキング分析
ステップ10:あるべき姿の構想と成功要因分析
ステップ11:「技術マーケティング戦略構想書」の作成
ケーススタディ:シマノの技術アーキテクチャー戦略

5.技術マーケティング戦略モデル

1)技術マーケティング戦略を支える重要な個別戦略
 ①技術ブランド戦略 
 ②知的財産戦略
2)技術マーケティング戦略を成功させる人材の選び方、組織の作り方

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