需要創造型マーケティング入門

〜新たな需要を創造するための考え方〜

対象者

・提案型の営業活動やプロモーション活動に従事している若手・中堅社員の方
・既存の営業活動やプロモーション活動に閉塞感を感じている若手・中堅社員の方
・事業戦略やマーケティング戦略の立案に従事している方のみならず、販売促進企画、営業企画の立案に従事している方

Before

顧客の声に基づく、問題解決型のマーケティングへの行き詰まり

  • マーケティングの基礎は学んだが、実務に活かしきれていない
  • 「顧客の声」に基づくマーケティングに行き詰まりを感じている
  • 新たな需要創造型のマーケティングに関心がある

After

今の時代ならではの新たなニーズを創り出すマーケティングへ

  • アフターコロナの時代に、考えるべき戦略の軸が明確になった
  • 今の時代ならではのデジタルマーケティングの方向性を見いだせた
  • 自社の新たな需要創造型のマーケティングプランのコンセプトの仮説ができた

特徴

顧客の声を活かす施策の行き詰まり

顧客の声に基づく戦略策定はこれまでスタンダードとされてきましたが、その結果、多くの企業が、「顧客の声にさえ従っていれば大丈夫」という過ちを犯すようになりました。そもそも、コロナ禍によって、「顧客」のニーズが根本的に変わっている現在、既存のニーズを追随するだけの戦略的思考は機能不全に陥っています。本講座では、コロナ後の世界に適した“新たな需要を創造する”ための考え方をマスターしていただくことに主眼を置いています

需要創造の基本的な考え方

顧客の声を鵜呑みにするのではなく、“予測し、想像し、考え抜く”ことで、“新たな需要を創造・発信・提案”する重要性、および、その具体的に方法を学び、自社、自部署が明日から何をすべきか、まで落とし込みます。

実例を基にした学習

「自社の倉庫に眠っている既存製品に基づく需要創造」のあり方について、講師が関与したコンサルティングの実例をもとに解説していきます。既存製品から創造した新たな需要を“発信し、提案する”楽しさに気づいていただきます。

カリキュラム例

研修時間、日数等:

7~8時間

マーケティングの本質

① 売れたテレビと売れなかったテレビの実例比較
② リフォーム会社の行った便益提供型営業
③ プロジェクター開発担当者の悩み
④ 双子事例追求の無限ループとメタ認知思考

売れるしくみとしてのマーケティング

① マーケティングの定義と領域
② プロモーション戦略の体系
③ 営業部門がパブリシティに注目すべき理由
④ セールスプロモーションの分類
⑤ 置換のマーケティングと上流率先の原則
⑥ デジタル広告の台頭(アフェリエイト、ステルス、リスティング)
⑦ デジタル・マーケティングにおけるSEO向上の重要性
⑧ 流通経路戦略のイメージ
⑨ マーケティングの基本公式

CS(顧客満足度)の追求

① 積分型CSの考え方
② ニーズとは何か
③ 顧客の声の活用事例
④ 顧客の声を効果的に収集・活用する3つの方法

需要創造の考え方

① 顧客の声の限界とデメリット
② AI時代のカスタマー・インサイト
③ 「顧客の声」の限界モデル
④ 「踊る大捜査線」の論理
⑤ 需要創造の実例と分析
⑥ 既存製品による需要創造
⑦ メスシリンダーの論理

マーケティング情報の分析

① マーケティング情報の分類
② ミクロ環境の活用
③ 顧客ロイヤルティと企業成長

標的顧客の設定

① 市場細分化理論の基本
② ターゲットからペルソナへ
③ 顔のある犠牲者効果
④ アスクルの原始顧客に関する思考実験
⑤ ペルソナの結合と営業ストーリーの進化
⑥ ペルソナづくりのポイントと事例

需要創造組織への変革

① 着手小局の原則
② サロン型会議の推進

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Other

他のプログラム例