導入前はどのような課題をおもちでしたか?
弊社は、新人の頃、3年間育成計画というものが伝統的にあり、そこでの育成は計画的にかつ丁寧に行ってきました。
そして、管理職になる際にも研修の機会がありました。
一方、その間といいますか、中堅時代に何も学びも刺激も受ける機会がないままになっていて、ここに何か仕掛けたいよね、という課題がありました。
そんな時に、Brewさんが他の階層向けに行っていたセールスの研修を拝見して、講師もプログラムもマッチしそうだな、と感じたのです。
単純にセールスのスキルを教えるだけでなく、その裏側にある営業心理学なども入った内容だったので、あ、これは中堅層に必要な内容だよな、と感じました。
なぜBrewにご依頼いただけたのでしょうか
今回は、他の階層の研修を見てご依頼したので、選んだ理由としては、研修を実際に拝見して講師とプログラムがマッチするな、と思ったからです。
ですので、特に他社さんと比較はいたしませんでした。
ただ、「なぜBrewさんに」という点を今思い返してみると、やはり弊社のことをよく知っていただいている、という点が大きいと思います。
TOTOのことを過去からの経緯なども踏まえてよく知って頂き、社内の様々な方と接点をお持ちで、営業の現場とか商流などもご存知でした。
そして何より、我々営業人財サポートグループの方針や目指すところを知ってくださっている、という点でしょうか。
私達は、営業人財サポートグループという部署名なのですが、「人財」という文字を使うほど、人こそ財産という意識・意向があります。
こうした人こそ財産という方向性や目指すことに共感いただき、一緒に研修を創ってくれる、という点もBrewさんに安心してお願いしている理由だと思っております。
Brewのご提供サービスの印象はいかがでしたでしょうか
はい、研修自体は、お陰様で狙い通りでした。
新設してから3年間、複数回継続して実施できています。
それはやっぱり、安心して依頼できるという点と、フレキシブルさがある点があるからではないでしょうか。
当社の事情もありましたし、コロナの影響などで、研修の環境や日程などが、急遽変わったりしましたが、そういったものに臨機応変にご対応いただける点が、安心できるベースにあると感じています。
その上で、Brewさんの強みは課題解決力、と社内の前任者からも伺っています。
相談して、まず一緒に考えてくださる。そして、こちらの要望をしっかり踏まえて、講師やプログラムを選定してくださる。
そこには、依頼したことに対して、潜在的にある課題やニーズをしっかり洗い出して、それに対する解決策の選択肢をくださる点が、大きいと感じます。
研修のご相談をする時だけでなく、人材育成全般における情報交換の機会にも同じことは感じます。
他社の事例なり、Brewさんなりの見解など、あまり気負わずにぽっと持ってきていただける点も、社内の課題や方向性を考える際に助かっています。
その後、御社の中でどのような変化が生まれましたでしょうか
そうですね、「あの研修受けなくてはいけないんですか?」と言っていた受講生が、「受けて良かったです」とか「自分がTOTOで何をしていきたいか考えるキッカケになりました」という声が出てくるのは、1つの成果なのではないか、と思っています。
ただし、まだ研修をやっただけになっている部分もあると思っていまして、この追いかけや効果測定をしてみたいという思いがあります。
研修後にレポートや事後課題などを実施してはいるものの、どれだけ積み上がったのか、2年、3年とたって、どう現場で実践できているのだろうか、という点です。
しかし、そもそも当社の営業は個人で取ってくる仕事ではなく、チームでやる仕事なので、その因果関係は測定しにくいのですね。
それでも、こうしたことを追いかけていきたい、と課題を認識し始めたことが1つの変化かもしれません。
本日は貴重なご意見を頂き、ありがとうございました。